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    2014

03.19

« 「エイリアン2」85点オススメ映画レビュー。「今度は戦争だ」 »

 「今度は戦争だ」 


今回紹介するオススメ映画レビューは「エイリアン2」です。記事には前作のネタバレがどうしても入ってしまいますので、前作(エイリアン前作記事)を鑑賞していない人は見ないほうがいいです。


ジャンル

監督・脚本

ジェームズ・キャメロン

キャスト

リプリー(シガニー・ウィーバー),レベッカ・“ニュート”・ジョーダン(キャリー・ヘン), ヒックス(マイケル・ビーン), ビショップ(ランス・ヘンリクセン),バーク(ポール・ライザー),バスケス[バスクエス](ジャネット・ゴールドスタイン),ハドソン(ビル・パクストン),ゴーマン(ウィリアム・ホープ),アポーン(アル・マシューズ),ドレイク(マーク・ロルストン),フロスト(リッコ・ロス),ファーロ(コレット・ヒラー),スパンクマイヤー(ダニエル・カッシュ)

公開

1986年

上映時間

137分



あらすじ


前作の終わり宇宙貨物船ノストロモ号から脱出したリプリーは冷凍睡眠状態で宇宙空間を漂流を続けていた。しかし、運よく偶然サルベージ船に救助される。そこで57年間漂流していた事実を聞かされる。リプリーはエイリアンの存在と危険性を会社に訴えるも信じてもらえない。それどころか前作でエイリアンがいた惑星LV-426(アチェロン)は植民地として開拓されていることを知る。そんな時、惑星LV-426(アチェロン)からの連絡が途絶える事態が起こった。原因調査の為にアドバイザーとしてアチェロンへの同行を頼まれるリプリー。彼女は一旦断るも、エイリアンを絶滅させるという約束で宇宙海兵隊と共にアドバイザーとして宇宙船スラコ号に乗り込んだ。そして船内で海兵隊との交流の後、再びあの悪夢の星へ降り立つ…



予告動画


評価・評判


海外での評価はIMDb(インターネット・ムービー・データベース)で8.5/10とかなり良い。

日本のレビューサイトではallcinemaが8.33/10、YAHOO!映画が4.48/5と海外と同じように高評価。

受賞歴はアカデミー賞に7部門にノミネート、視覚効果賞、音響効果編集賞の2部門を受賞。また、ゴールデン・グローブ女優賞に主演のシガーニー・ウィーバーがノミネート、英国アカデミー賞の特殊視覚効果賞を受賞している。


点数は20140318現在


「完全版」との違い


エイリアン2/完全版 リリース:1991年 上映時間:154分

評価:劇場公開時にカットされた場面が追加された完全版。劇場公開版にくらべてリプリーとニュート、ヒックスの交流が明確になりドラマ部が強化されている。おそらく上映時間を短くしドラマ部を削ることで、スリリング感やアクション色を強く出す為にカットしたのだろう。評判は完全版のほうがいいという声がやや多いか。allcinemaが9.12/10、YAHOO!映画が4.8/5。



感想


本作の一番の見どころはアクションシーンである。複数のエイリアンとのバトルは大変魅力的になっており、86年の公開とは思えないほど迫力、重厚感がある。この辺りはアクション要素のある大作娯楽映画が得意なジェームズ・キャメロンらしい作品ともいえる。また、モニターで戦況を映し出すシーンの演出も緊迫感があり良いと感じた。

ミリタリーマニアな彼らしく本作は多数の銃器がみられる。これは当時実在した銃器をモデルにした架空の銃器であり、エイリアンとのバトルで活躍している。ジェームズ・キャメロンは本作以降も「ターミネーター2」や「タイタニック」といった大作のメガホンをとり名実とともに名匠となっていく。

キャストではシガニー・ウィーバーが前作同様熱演している。また、ビショップ役のランス・ヘンリクセンも印象に残る。特に中後半からは出番も増えてき、終盤のビショップのあのシーンは記憶に残っている人も多いだろう。また、個人的に一番好きなシーンはバスケスとゴーマンが○○する場面。あまり感動する場面はない映画だが、このシーンは少し泣けた。

エイリアンの造形も1と少し違いはあるが、エイリアン・クイーンと合わせて良い出来となっている。

どうしても続編は同じような雰囲気になりがちだったり、反対に奇をてらうことに注力し質が低くなるなど、初作を超えれずに失敗することが多い。しかし、本作は1の世界感を上手く引き継ぎ広げ、異なる作風で質の高い映画に作り上げたことで初作に勝るとも劣らない素晴らしい作品になっている。


総括


名作だった前作とは作風こそ違えど負けず劣らない作品となっている。前作を見た人は是非ご覧ください。点数85点




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    2014

03.13

« 「殺しのドレス」75点。オススメ映画レビュー。デパルマの傑作サスペンス »

 「この映画をご覧になる方は、ストーリーを誰からもお聞きにならないで下さい。」


今回紹介するオススメ映画レビューは「殺しのドレス」です。ストーリーをお聞きにならないでとキャッチコピーではありますが、それではオススメしようがないのでいつも通りネタバレなしで紹介します。


ジャンル

サスペンス

監督・脚本

ブライアン・デ・パルマ


キャスト

ロバート・エリオット(マイケル・ケイン),ケイト・ミラー(アンジー・ディキンソン), リズ・ブレーク(ナンシー・アレン), ピーター・ミラー(キース・ゴードン),マリーノ刑事(デニス・フランツ

公開

1980年(全米)

上映時間

105分



あらすじ

中年女性のケイト・ミラーは夫マイクとの性生活で、満足できない日々を送っていた。そんな中精神分析医エリオットのカウンセリングを受けた帰りに美術館に立ち寄る。そこである男と出会い彼のアパートで身体の関係をもってしまう。その帰り、指輪を忘れたことに気づいたケイトは再び彼の部屋に戻ろうとするが、エレベーターでカミソリをもった金髪の女に切り付けられ殺されてしまう。その様子を偶然目撃した娼婦リズは、マリーノ刑事に容疑者として疑われてしまう。リズは容疑を晴らすためケイトの息子と犯人捜しに乗り出す。




評価・評判

海外での評価はIMDb(インターネット・ムービー・データベース)で7.2/10と良い。

日本のレビューサイトではallcinemaが8.16/10、YAHOO!映画が3.86/5と海外と同じようにこちらも高評価。

映画賞受賞歴はないがラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワースト主演男優賞にマイケル・ケイン、ワースト主演女優賞にナンシー・アレン、ワースト監督賞にブライアン・デ・パルマがノミネートされた。このラジー賞は「最低」映画賞という名目の賞ではあるが、かならずしもそのような作品や俳優が選ばれるわけでなく、本作のように評価が良いB級テイストな作品がノミネート、受賞する場合もある。

点数は20140313現在

「ご覧になったら、ストーリーは誰にもお話しにならないでください」

感想


デパルマの全盛期の作品の一つ。彼はアルフレッド・ヒッチコックに強い影響を受けており、多くの作品にヒッチコック作品の影響がみられる。この「殺しのドレス」もヒッチコックの代表作の一つ「サイコ」のオマージュとわかるシーンがある。

作品の感想としては本作はストレートなサスペンスとなっている。物語としてはやや平凡な印象でラストに関しても個人的にはそこまでの驚きはなかった。しかし、デ・パルマカットと呼ばれる流麗なカメラワークや大胆な演出で標準以上の作品に仕上がっている。なのでデ・パルマの作品が好きな人ならばもちろん満足できると思うし、彼の作品を知らない人が見てもハズレとはならないだろう。逆にこの作品が合わないのであれば、デ・パルマの他のサスペンス作品もあまり楽しめないかもしれない。また、エロティックなシーン(彼のサスペンスでは定番)もあり、やや大人向けな印象。人によっては下品と思うかも知れない。

キャストは当時デパルマの奥さんだったナンシー・アレンが魅力的。彼女はデパルマの作品では「キャリー」「ミッドナイトクロス」にも出演している。精神分析医エリオット役のマイケル・ケインも熱演。

総括

サスペンス好きな人はどうぞ。決して大作ではないが面白い作品ではあるのでデ・パルマの入門作としてもいいかも知れない。作品自体ではないが、本作のポスターやDVDのパッケージ(下記)をとても気に入っている。官能的かつスリリングでこの映画をうまく表している。センスを感じる。点数75点。







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    2014

03.11

« 「アイデンティティー」79点オススメ映画レビュー。衝撃のラストを見破れるか… »

 「ここに集まったのではない。
ここに集められたのだ。」 


今回紹介するオススメ映画レビューは「アイデンティティー」です。


ジャンル

サスペンス・ミステリー・スリラー

監督

ジェームズ・マンゴールド(代表作:アイデンティティー、17歳のカルテ、ナイト&デイなど)

製作

キャシー・コンラッド(代表作:スクリームシリーズ)

キャスト

エド(ジョン・キューザック),ロード(レイ・リオッタ),キャロライン (レベッカ・デモーネイ),パリス (アマンダ・ピート),ラリー(ジョン・ホークス),マリック医師(アルフレッド・モリナ),ジニー(クレア・デュヴァル),ルー(ウィリアム・リー・スコット),マルコム(プルイット・テイラー・ヴィンス),ジョージ・ヨーク(ジョン・C・マッギンレー),ティミー・ヨーク(ブレット・ローア),アリス・ヨーク(レイラ・ケンズル)

公開

2003年

上映時間

90分


あらすじ


精神科医マリックは連続殺人犯で死刑囚であるマルコム・リバースとの会話のテープを聞いていた。

激しい豪雨が降り続いている夜。一軒のモーテルに来客があった。交通事故で大ケガをした妻アリスをつれた、夫ジョージとその息子ティミーが飛び込んできたのである。彼女をはねたのはエドと名乗る元警官で、現在はかつての人気女優キャロラインの運転手をしていた。そんな最中アリスをはねてしまったのだった。救助を要請しようにも電話がつながらず、エドは病院へアリスを乗せ向かうことにした。しかし、大雨により道路が冠水し病院に行くことはできなかった。途中で出会った、車が故障した娼婦パリス、新婚夫婦ルーとジニーと共にしかたなくモーテルに戻る。次にモーテルに来たのは囚人メインを移送中のロード刑事。彼らも宿泊することになった。そんな時、キャロラインが惨殺死体で見つかり…




評価・評判

海外での評価はIMDb(インターネット・ムービー・データベース)で7.3/10と良い。

日本のレビューサイトではallcinemaが7.81/10、YAHOO!映画が4.1/5と海外と同じく高評価。

第30回サターン賞アクション・アドベンチャー・スリラー作品賞にノミネート。また、この手のジャンルとしては日本でそこそこ知名度のある作品である

点数は20140311現在

感想

私はサスペンス・スリラーといったジャンルは好んで多く見ているのだが、その手の作品としては良くできているように感じる。まず見所としてはラストのどんでん返しが素晴らしい。見ているとある程度あれっと思う場面が出てくるが、それはラストへの伏線でうまく繋がってくる。こじつけ感も特にかんじず、ある程度フェアで(人によっては反則、ずるいという人もいるかもしれないが)見ていくなかでヒントも多く提示されている。見終わった後考えるとよくある物語、オチともいえるが、うまく捻られているので、完全にラストまで推理していくのは中々難しいと思う。気持ちよく騙されましょう。比較的有名な作品でもあるので検索していくとネタバレ情報がいくらでもでてくる。しかし、この手のジャンルは特にネタバレ厳禁なので気をつけてほしい。

次に私が気に入っているのは雰囲気。演出が上手く、雨が降り注いでいて暗く重い雰囲気が終始ある。これによりサスペンス色が強く出て嫌でもその雰囲気、映画の世界に没入してしまう。これは映画を観る上でとても大事なことでだと思う。

キャストは皆アクの強い顔ぶれだが、特にレイ・リオッタが印象に残っている。彼と言えば「ハンニバル」の強烈な姿が印象深い…というか頭から離れないが、本作でも彼らしい個性ある存在感を放っている。また故・伊良部秀輝投手に似ているの声も…


総括

90分という見やすい上映時間でテンポよく物語は進む。内容的にも分かりやすいのでサスペンス・スリラー好きな人は見て後悔ないです。自分なりに推理してみてください。点数79点






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    2014

03.10

« 「タワーリング・インフェルノ」83点。オススメ映画レビュー。 »

 「脱出できるか 救出なるか 今世紀最大の スペクタクル アドベンチャー」 


今回紹介するオススメ映画レビューは「タワーリング・インフェルノ」です。「ポセイドン・アドベンチャー(参照)」と並ぶパニック映画の代表作


ジャンル

パニック・アドベンチャー

監督

ジョン・ギラーミン、アーウィン・アレン(アクションシーン)

制作

アーウィン・アレン


キャスト

マイケル・オハラハン隊長(スティーブ・マックイーン ),ダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン), ジェームズ・ダンカン(ウィリアム・ホールデン),スーザン・フランクリン (フェイ・ダナウェイ),ハーリー・クレイボーン(フレッド・アステア),ハリー・ジャーニガン保安主任(O・J・シンプソン),ロジャー・シモンズ(リチャード・チェンバレン),パティ・シモンズ(スーザン・ブレイクリー),ゲイリー・パーカー上院議員(ロバート・ヴォーン),ダン・ビグロー広報部長(ロバート・ワグナー),リゾレット・ミューラー(ジェニファー・ジョーンズ),ローリー(スーザン・フラナリー),ポーラ・ラムゼイ(シーラ・マシューズ)

原作

T・N・スコーシア、F・M・ロビンソン:「タワーリングインフェルノThe Glass Inferno」、R・M・スターン:「そびえたつ地獄 The Tower」

挿入歌

「タワーリング・インフェルノ/愛のテーマ」

公開

1974年(全米)、1975年(日本)

上映時間

165分


あらすじ


サンフランシスコに建設された、地上135階(138階建)世界一の超高層ビル「グラス・タワー」は、落成式の日を迎えていた。しかし、建設時に配線工事を担当したロジャー・シモンズ は自己の利益の為に規格外の製品を使って電気配線の工事をしていた。そのことが原因で81階の備品室から小火が発生してしまう。落成式のパーティは最上階で多くの人々を招いて行われていた。そんな中、小火はしだいに周りを燃やし、大きな炎になっていく。炎に気付いた設計者のロバーツはビルオーナーのダンカンに落成式を直ちに中止するよう言うも、50階も下のまだ大きくない炎と侮っており全く耳を貸さない。そうしているうちに炎はさらに広がっていき、手に負えない大きな炎となり最上階のパーティ会場に迫っていった。そんな時緊急連絡をしていた消防署からオハラハン隊長らが到着。決死の救出を始める。



評価・評判

海外での評価はIMDb(インターネット・ムービー・データベース)で6.9/10と普通~やや良い。

日本のレビューサイトではallcinemaが8.52/10、YAHOO!映画が4.6/5と高評価。「ポセイドン・アドベンチャー」の時もそうだったが、海外より日本での評価が高くなっている。

受賞歴はアカデミー賞で8部門にノミネートされ撮影賞、歌曲賞、編集賞の3部門を受賞。また、ゴールデン・グローブ助演男優賞にフレッド・アステア、有望若手女優賞にスーザン・フラナリーが受賞。英国アカデミー賞では作曲賞、助演男優賞でフレッド・アステアが受賞している。あの時代のパニック映画の代表作の一つであり、その年の興行収入第1位。


点数は20140310現在

「ワーナー・ブラザーズ」と「20世紀フォックス」の共同製作


今では頻繁に行なわれている共同制作。しかし、メジャーな映画会社同士の共作はこの作品が先駆けとなっている。もともとは違う原作を用いてワーナーと20世紀フォックスの各映画会社が違う作品を作っていた。しかし、似た内容だったことと映画化にかかる費用の問題から今作の共同制作が決まった。CGが無い時代でメインとなるビルは高さ30mにもなる模型を作り撮影。製作費は当時のレートで50億を超えている。ちなみに製作費は折半、配給権はアメリカ国内が20世紀フォックス、国外はワーナーが持っている。


二大スター「スティーブ・マックイーン」と「ポール・ニューマン」の共演


本作は主にワーナーの映画に出演していたスティーブ・マックイーンと主に20世紀フォックスの映画に出演していたポール・ニューマンが共演している。当時、実績とキャリアではポール・ニューマン、人気はスティーブ・マックイーンがあったが共にスター俳優だった。実は2人の共演は初めてではなく1956年の「傷だらけの栄光」で主演と脇役(5分程度)ではあるが共演している。この作品でニューマンは注目されスターの道を歩き始める。

1956年と違い今回は共にスターになっての共演なので大変話題になった。マックイーンはニューマンと同じ量のセリフを要求したという逸話があり、これはマックイーンのニューマンには負けていないとの気持ちからであろう。タイトルクレジットは2大スターの対等性を出すため同時に左右に表示されており、製作側の配慮があらわれている。マックイーンにとってはキャリアの晩年の作品であり、最後の大作。彼は1980年ガンで亡くなっている。


感想


この作品はリバイバル上演で数年前に鑑賞。まず見所は迫力のある映像。CGのない時代だが、ポセイドン・アドベンチャーと同じ特撮スタッフが撮っており、迫力のあるリアルな映像となっている。特にラストで救出の為にあることを行うのだが、そのシーンはインパクトがあり印象に残っている。

また、人間ドラマも良い。多くの登場人物がでてくるが、主演の二人以外にも焦点をあて、どういう人なのかきっちりと描かれている。それがあることで感情移入がしやすくなるのだろう。これらはポセイドン・アドベンチャーと同じで、あちらが海に対して本作は地上でビルの中と違いはあるが、良い部分は似ている。

ただ、キャストはこちらが非常に豪華。ダブル主演スティーブ・マックイーンポール・ニューマン以外にもオスカー俳優である50年代のスター、ウィリアム・ホールデンや同じくオスカー女優のフェイ・ダナウェイ、マイケル・ジャクソンもファンだったというフレッド・アステアらが出演。オールスターキャストで物語を彩ってくれる。特に40分を過ぎたころから登場する、スティーブ・マックイーンはかっこ良く、「パピヨン(1973)」の時も思ったが、今回のような泥臭いかんじが彼はとても似合う。好きな俳優の一人である。その他の演技陣も素晴らしい。

演出では次第に火が大きくなっていく過程がしっかり描かれていて、突然なにかが起こるのではなく、 じわりと時間をかけてパニックになる様子が良い。だだ、そのせいか序盤~中盤眠くなる人もいるかもしれない。マイナス点までもいかないが、合成がややチープな印象を受けるシーンがあり時代を感じる。


総括

個人的にはポセイドン・アドベンチャーより好きな作品。小さなボヤから起こる恐怖や人の過信の愚かさを考えさせられる。この人は助かるだろうという登場人物が、あっけなく死んでしまうのもリアル。点数83点


ではでは

タワーリング・インフェルノ [Blu-ray]

韓国の似たような映画
ザ・タワー 超高層ビル大火災 [DVD]


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    2014

03.08

« 「ポセイドン・アドベンチャー」74点。オススメ映画レビュー「パニック映画の最高峰」 »

 「パニック映画の最高峰」 


今回紹介するオススメ映画レビューは「ポセイドン・アドベンチャー」です。

タワーリング・インフェルノ(参照)」と並ぶパニック映画(ディザスター・ムービー)の代表作です。

ジャンル

パニック/アドベンチャー

監督

ロナルド・ニーム

製作

アーウィン・アレン


キャスト

フランク・スコット牧師(ジーン・ハックマン),マイク・ロゴ刑事(アーネスト・ボーグナイン), ジェームズ・マーティン(レッド・バトンズ), ノニー・パリー(キャロル・リンレー),エイカーズ(ロディ・マクドウォール)(),ベル・ローゼン(シェリー・ウィンタース),スーザン・シェルビー(パメラ・スー・マーティン),リンダ・ロゴ(ステラ・スティーヴンス),マニー・ローゼン(ジャック・アルバートソン),ハリソン船長(レスリー・ニールセン),ジョン(アーサー・オコンネル)

原作

ポール・ギャリコ

主題歌

「モーニング・アフター」 The Morning After 歌:モーリン・マクガバン

公開

1972年(全米)1973年(日本)

上映時間

117分



あらすじ


豪華客船「ポセイドン号」はアメリカニューヨークからギリシャのアテネに向かって船旅を続けていた。

大晦日の夜、船内では新年を祝うパーティが開かれ皆盛り上がっていた。しかし、順調に見えた航海だったが突然発生した海底地震により、巨大な津波がポセイドン号を襲う。船は転覆してしまった。船の不安定さを心配していたハリソン船長の嫌な予感は当たってしまったのだ。転覆した船内は天井と船底が逆になっており、皆パニック状態に陥っている。そんな中スコット牧師が中心に立ち、生き延びた人々を脱出へ導こうとする。しかし、脱出への道のりは険しく、先には悲劇が待っていた…。




評価・評判


海外での評価はIMDb(インターネット・ムービー・データベース)で7.1/10とやや良い

日本のレビューサイトでは軒並みかなりの高評価でallcinemaが8.73/10、YAHOO!映画が4.51/5となっている。

アカデミー賞9部門ノミネートされ歌曲賞、特別業績賞(視覚効果)を受賞している。また、英国アカデミー賞の主演男優賞にジーン・ハックマン、ゴールデングローブ賞の助演女優賞にシェリー・ウィンタースが受賞している。同年公開作品に「ゴッドファーザー」がある。本作はそれとほぼ同じ興行収入を記録する大ヒット作品となった。また、70年代半ばに起きたパニック映画ブームの先駆けになった作品であり、代表作の一つ。


点数は20140308現在


計4度の映像化


1972年に本作が最初に映像化された後も続編やテレビ映画、リメイクとして映像化されている。続編「ポセイドン・アドベンチャー2」1979年、テレビ映画「ポセイドン史上最悪の大転覆」(DVD発売時のタイトルは「ポセイドン・アドベンチャー」)2005年、リメイク作「ポセイドン」2006年。しかし、続編は最初の作品を超えられないというジンクスどおり、後の3作は概ね評価は高くない。


タイタニックとの比較


豪華客船の悲劇という点で大ヒット作「タイタニック」と似ている部分はある。しかし、タイタニックが実話に基づく映画であるのに対して、ポセイドン・アドベンチャーはポール・ギャリコの同名小説を原作にしているという違いがある(ギャリコがタイタニックを意識した可能性はあるが)。また、CGが多様されていた前者に対して本作は大掛かりなセットがメインでアナログ的な良さがある。そして、物語にも違いがある。タイタニックは主役2人のラブストーリーである。しかし、本作はパニック映画で多くの登場人物の背景を丁寧に描写し、焦点があたっている群像劇である。どちらが好きかは好みの問題になるだろう。


感想


この映画を見たのは何年か前に劇場で「タワーリング・インフェルノ」を見たのがきっかけ。とても面白くて調べてみると、ポセイドン・アドベンチャーとタワーリング・インフェルノのはパニック映画の代表作と言うことが分かり、そこで本作をみました。

本作は1972年の公開とやや古い映画。まずCGのない時代にあれだけの映像を作ったのは特筆すべき点と思います。アナログでしか出せない雰囲気・迫力がとても良く、近年のCG映像に慣れている人から見れば新鮮ではないでしょうか。反面、派手さではチープなCG映像には勝てても、大作の予算をかけたCGほどのスケールは出せませんので、その辺りは好みだと思います。私はこのような昔の特撮のほうが好きですね。

また、様々な登場人物の背景を描いたことにより、感情移入がしやすくてよかったです。それにより物語への没入間が違ってきます。演技陣は神の言葉よりも自ら運命を切り開くスコット牧師役のジーン・ハックマンが好演。シェリー・ウィンタースも見事で水泳まで見せてくれる。また、アーネスト・ボーグナインの個性のある顔立ちが忘れられない。癖のある刑事役だが適役だったと思う。

マイナス点としては最後が少しあっさりとしすぎているように思います。その前のシーンは見所で良いのですが、ラストのあっけなさで見終わったあとのカタルシスがなかったのが残念。


総括


パニック映画の金字塔。映画ファンなら一度見ておくべき作品です。主題歌の「モーニング・アフター」も素晴らしい。点数74点


ポセイドン・アドベンチャー [DVD]


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    2014

03.07

« 「神様のカルテ」60点。映画レビュー。櫻井翔、宮崎あおい、要潤出演  »

 「心は、きっと救える」 


今回紹介する映画レビューは「神様のカルテ」です。2014年3月21日に「神様のカルテ2」が劇場公開を控えているのでその前に前作を見ておきましょう。


ジャンル

ドラマ

監督

深川栄洋(代表作:白夜行「原作:東野圭吾」など)


キャスト

栗原一止(櫻井翔),栗原榛名(宮崎あおい),砂山次郎 (要潤),外村静枝 (吉瀬美智子),学士(岡田義徳),水無陽子(朝倉あき),男爵(原田泰造),高山秀一郎(西岡徳馬),東西直美(池脇千鶴),安曇雪乃(加賀まりこ)

テーマ曲

辻井伸行「神様のカルテ」

原作

夏川草介「神様のカルテ」

公開

2011年

上映時間

128分



あらすじ


自然のあふれる長野の松本に暮らす栗原一止は、本庄病院という地方病院に勤める人情味あふれる若き内科医だった。この本圧病院は24時間365日という看板をあげ、地域医療を支えている病院だが、慢性的な医師不足に悩んでいた。その影響で日々激務をこなすことになる一止は同僚、職員、アパートの個性豊かな住人ら、そして愛妻の榛名に支えられ懸命に頑張っていた。そんな中彼に大学病院から熱心な誘いがある。最先端の医療を学べるこの誘いに興味を抱く一止。誰にでもくる話ではないだろう。しかし、本圧病院の大勢の患者のことが頭から離れず一止の心は大きく揺れる。そこへ、一止を頼って高齢の女性末期ガン患者・安曇雪乃が現われた。彼女は大学病院で手遅れと諦められた患者だった。





評価

海外での評価はIMDb(インターネット・ムービー・データベース)で6.3/10と平凡。

日本のレビューサイトではallcinemaが7.00/10、YAHOO!映画が3.33/5と日本でも良くもないが悪くもないという評価だ。

点数は20140307現在


感想


まず原作に触れておくと、この作品は現役の医師で作家・夏川草介による第10回小学館文庫小説賞を受賞したデビュー作である。2010年本屋大賞(全国書店員が選んだいちばん 売りたい本)第2位にも選出されている。多くの人に愛読されたベストセラー作品の映画化とあって期待は高いものだった。さて、映画を見てみると医療ドラマというよりもヒューマンドラマな印象で人間模様が前面に出ていると感じた。それはそれでいいと思うし、手術シーンが多い医療物が嫌いな人にも受け入れやすい作品だと思う。全体的な流れは淡々としており、あまり山場がない。しかしそれが逆に現実感がある。地方医療の現状を浮き彫りにし、一止と妻、同僚、患者との関わりや葛藤が描かれており、さまざまなメッセージが受け取れる作品であると思う。役者ではまず「嵐」の櫻井君。彼のことは好感をもっているし、恋人にしたい男性有名人1位(参照)の人気者。しかし、今回の彼の演技はイマイチ。これは櫻井君がというより、キャラクターに魅力がないのが問題かなとも感じる。反対に宮崎あおいや末期ガン患者の演じた加賀まりこ、ら女性陣の好演が光る。


総括


全般的に見やすい作品で感動もある。しかし、手術シーンが多くスリルのある医療物を求める人には向かないだろう。また、私は原作は読んではいないが、原作ファンによるとはしょり過ぎている部分があり、イマイチとの意見を聞いたことがある。「神様のカルテ2」を見る前にどうぞ。点数60点




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    2014

03.06

« 「マッチスティック・メン」71点。オススメ映画レビュー・感想 »

 「天才・詐欺師が仕組んだ完璧なシナリオ
騙されるのは、あなた」 


今回紹介するオススメ映画レビューは「マッチスティック・メン」です。


ジャンル

犯罪・サスペンス

監督

リドリー・スコット

製作総指揮

ロバート・ゼメキス

キャスト

ロイ(ニコラス・ケイジ),フランク(サム・ロックウェル), アンジェラ(アリソン・ローマン)

原作

エリック・ガルシア :『マッチスティック・メン』

公開

2003年

上映時間

131分



あらすじ


精神的に不安定で、神経質、潔癖症をもつ天才詐欺師ロイは相棒のフランクと詐欺をはたらく毎日を過ごしていた。ある日、常用していた安定剤を誤って台所で流してしまう。ロイはすぐに掛かり付けの医者に薬を貰おうとするが、医者は夜逃げして飛んでしまっており、連絡がとれない。困ったロイはフランクに精神分析医のクレインを紹介してもらう。なんとか薬を手に入れ落ち着きを取り戻した彼だが、ひょんなことから離婚した妻に自分との娘アンジェラがいることを知る。彼とアンジェラは会うことになる。最初は困惑していたが、いざ会ってみると2人の関係は良いものになっていった。しかし、ロイが詐欺師であることを知ったアンジェラは詐欺を手伝いたいというのだが… 




評価

海外での評価はIMDb(インターネット・ムービー・データベース)で7.3/10とやや良い。

日本のレビューサイトではallcinemaが7.42/10、YAHOO!映画が4.11/5と良い評価。


点数は20140304現在

感想

この作品は笑い、感動、そしてスリルをスタリッシュに描いた上質な娯楽映画となっている。まず監督はあのリドリー・スコット。以前紹介した「エイリアン」の監督であり、アカデミー賞監督賞には縁がないものの、優良作品を多くう生み出しており、この作品も例に漏れない。次にキャスティングを見てみると潔癖症の天才詐欺師ロイを演じるニコラス・ケイジはバツグンに役にあっていると言える。彼のもつ天性の情けない雰囲気がこの役ではプラスになり、笑いを生む要素にもなっている。また、不平や不満をたれる少し大袈裟な演技も良い。相棒のフランクを演じるサム・ロックウェルも見事だ。ノリの軽いフランクを自然体で演じており、ロイとの絡みは見ていて面白い。アンジェラ役のアリソン・ローマンは当時約10歳下の14歳を演じていたが、違和感はなかった。ティーンらしい感情の変化を上手く演じていた。

見所は宣伝文句「騙されるのは、あなた」とあるようにラストのどんでん返しにある。ただ、勘の鋭い人やよく映画を鑑賞する人は気づくかもしれない。もし気づいてしまったとしても、ラストに訪れる爽やかな感動がなくなるわけではないので安心してほしい。詐欺というと以前紹介した「スティング」も詐欺、騙しにまつわる話だった。どんでん返しといい、娯楽性の高さといい似ている部分もあるが、全体の完成度はさすがにあちらには及ばない。


総括

スタイリッシュで音楽もお洒落な佳作。デートムービーにピッタリ。点数71点


ではでは

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